今回、県内企業のワーク・ライフ・バランスの推進事例といたしまして
株式会社バウハウス様より、生産性向上の実践事例をご紹介いたします。

ワーク・ライフ・バランス推進により売上が前年比117%に
「このようなコロナ禍の中でも、ワーク・ライフ・バランス計画を取り入れ、意識化したことにより、売上が前年に比べ117%という成績を残せた。」
バウハウス様では2019年度WLB推進事業コーディネーター派遣をご利用いただき、ワーク・ライフ・バランスを推進いただいております。その際に作成した『アクションプラン』からリーダーシップの発揮、みんなの先頭に立ち、肯定的な影響力を与えフォロワー(助け、助けられる存在)を構築することで肥田野代表の提案への活動量が5倍、クライアントに清掃だけでなく課題解決に向けて複数提案を行うことで見込み案件への活動量が4.7倍といった成果をお伺いすることができました。
また、情報発信に関しても、SNS(バーチャル)の活用により一定の効果があったと共有いただき、ワーク・ライフ・バランス推進、生産性向上のために、コア業務への集中とそれ以外の業務を別のリソースを使うことが成果に繋がっているという成功事例をお教えいただきました。まさにワーク・ライフ・バランスの推進は、生産性向上につながり企業の経営戦略として欠かせない存在となっています。
アフターコロナもスムーズに対応

「ワーク・ライフ・バランスをはじめていたので、アフターコロナの対応もスムーズにできた。具体的には、リモート営業やミーティングなど、今までと違ったワーク・ライフ・バランスに直結する効果的な手法だったので、受け入れが容易だった。」
バウハウス様では積極的に、グループウェアなどITをご活用いただいており、『情報発信と情報共有』『ルーティンワークの構築』に取り組まれております。コロナ禍において、オンラインシステムの活用は必須となります。その中で、様々なツールを実践の中でご利用され検証・改善されていることが変化への対応につながっていると感じております。
代表の肥田野様よりコメント

「ワーク・ライフ・バランスはニューノーマルを構築していく上で非常に重要な事業であることを体感させてもらった。また、これからの時代、多様な人や多様な仕事の仕方を考えていく時代に突入すると思う。そのような時代にはワーク・ライフ・バランスは必要不可欠なものになってくる。ありがとうございました。」
バウハウス様では、3年後のワーク・ライフ・バランス推進によるありたい姿として
『受動的なワーク・ライフから主体性を持ったワーク・ライフに切り替え、自社の未来づくりではなく地域社会全体の未来づくりという視点を持ち、地域全体と協働しながら持続可能な未来づくりを構築していく。』
を掲げていただいております。ワーク・ライフ・バランスの推進は、受け身では推進できないと感じています。主体性をもってより良いワーク・ライフを作っていく。代表をはじめ、一緒に働く仲間一人一人が推進されていることが素晴らしく未来につながっていくと感じております。

バウハウス様では、2021年から、タスク管理を新たなシステムに切替えて、より可視化、スマート化、スピード化を目指し進めていらっしゃいます。またコロナ後は、活字マニュアルから動画マニュアルへ、成功事例なども動画配信など切り替えていく予定で、より効率性アップに向けて取り組まれていらっしゃいます。
「あらためてWLBの考え方そのものが、アフターコロナ時代(ニューノーマル)つくりに役立っています。」とお話をお伺いすることができました。
さらに社内にとどまらず、障がい者雇用や公民連携など社外へのお取組も推進されていらっしゃいます。
今後もバウハウス様のお取り組みにご注目ください。
今回は生産性向上の実践企業様の事例をご紹介させていただきました。
株式会社バウハウス
所在地:新潟市中央区堀之内南1-32-16
事業内容:
・ビルクリーニング・フードサニテーション事業
・障がい者就労事業
・障がい者アートレンタル事業
・公民連携(PPP)事業
・感染防止と環境配慮事業
登録・受賞履歴:
・新潟県ハッピーパートナー登録企業
・2019新潟市 働きやすい職場づくり推進賞受賞
・2019新潟商工会議所 働きやすい職場づくり推進 特別表彰受賞
・2019年ワーク・ライフ・バランス推進コーディネーター派遣利用企業