10月12日、14日、16日の3日間 長岡、新潟、上越の3会場にて、ワーク・ライフ・バランス推進リーダー養成講座第1回を開催いたしました。
こちらではリーダー養成講座での開催内容をお伝えいたします。

ワーク・ライフ・バランスの基本を学ぶ

リーダー養成講座では、ワーク・ライフ・バランスの推進リーダーを育成することを目的に開催しております。
第1回では、初めに社会保険労務士の高野先生より、
『そもそもワーク・ライフ・バランスとはなにか?』
『企業、私たちはなぜワーク・ライフ・バランスに取り組まなくてはいけないのか?』
ワーク・ライフ・バランスの基本と働き方関連法への対応など取組企業の事例を交えてお伝えいただきました。ミニワークでは、自分と会社の相関図に対する人それぞれの考え方の違いに驚きの声が聞かれました。
Withコロナ時代の新しい働き方

参加者への事前アンケートでは、新型コロナウイルス感染症の影響による働き方の変化や今後の取組に関する質問の中で
「オンラインツールの導入」
「テレワーク」
「押印など社外で管理できる仕組みの導入」
を挙げられた企業が多くおりました。
Withコロナ時代の新しい働き方として、テレワークを始めとした多様な働き方に対する労務管理のポイントを高野先生よりお伝えいただきました。研修においても会場・オンライン同時開催とさせていただき、ネットでつないだ状態で研修を実施いたしましたが、今後、オンラインを活用した働き方がどんどん加速していくと考えられます。
リーダーとはなにか

ワーク・ライフ・バランスとはなにか?Withコロナ時代の新しい働き方のポイントをお伝えした上で、最後にどのように社内を巻き込み導いていくのか。リーダーシップと社内で実施していただきたい推進手法をワークショップ形式でお伝えいたしました。
ワーク・ライフ・バランス推進への課題は100社あれば100通りあると高野先生よりお話がありました。そのような中で、自社の目指すべき理想の姿を描き、そこに向けてPDCAを回し続けることが重要なポイントです。それを実現するのが推進リーダーの役割であり、本講座ではその手法を解説しております。
また、新潟県ワーク・ライフ・バランス推進事業では8年間の取組の中から事例や取組み手法をお伝えすることが可能です。今回の事業を通じてより多くの企業のワーク・ライフ・バランスの実現につながりますと幸いです。
参加者の皆さまからは、
『働きやすい職場づくりとは何をするべきなのか、今までわかっているようで見えていなかったものが、少し見えたような気がします。一人で変えようと思っても何も変わらないということを痛感しました。』
『今回の講座に参加していなければ、単にWLBに繋がるだろう事例を導入して、形骸化するだけになっていたと思う』
『働き方改革への対応は出来ているつもりでしたが、管理職や総務側の心構えが少し違っていたようです。お話を伺っていてハッとさせられることがありました。』
といった感想をいただきました。第2回においても気づきと良い影響のある講座をお届けできるよう準備をしてまいります。
第2回では、ゲストスピーカーとして新潟県内の実践企業の方に事例発表をいただきます。県内の推進リーダーにご登壇いただくので私自身非常に楽しみです。
さらに、事例を参考に自社でどのようにワーク・ライフ・バランスを推進するかアクションプランの作成を行います。
第1回の開催内容は、希望者へ動画配信しております。また、第2回からのご参加も大歓迎ですので、ご希望の方は下記リーダー養成講座ご紹介ページよりお申込みください。
今回は、リーダー養成講座第1回の開催報告をお伝えいたしました。